B級1組で糸谷哲郎八段で昇級確定で来季はA級棋士。藤井聡太四段はひとつ抜けて8勝目でC級1組に単独首位

将棋の順位戦は毎年、年が明けると一戦一戦が非常に重い対局で、昇級者や降級者が決まるので目が離せません。先日は野月浩貴八段がB級2組で昇級きめましたが、今回は糸谷哲郎八段がA級への昇級確定。B級1組の残り人枠が誰になるかに注目が集まりますが、このままいくと阿久津主税八段、橋本崇載八段、谷川浩司九段の誰かになりそうですね。誰があがってもA級復帰組となりますね。そして注目が集まる藤井聡太四段は8勝目を挙げて単独首位に。このまま昇級できれば、将棋界全体としては良いニュースとなりそうです。残り数か月、毎対局が楽しみでなりません。

順位戦もいよいよ佳境。B級2組では野月浩貴八段が昇級確定。残り1枠は誰が勝ち取るのか?

B級2組で今期、絶好調の野月浩貴八段が早々に昇級を決めましたね。阿部隆八段との対局でも見事な受けで凌いでからの逆転と、ノっている人たちによくある、強い”引き”みたいなものがありましたし、本当に見事な勝利でした。野月浩貴八段、素敵でしたね。毎年のことではありますが、この時期になるとどのクラスでも昇級、降級をかけた緊迫感がありますが、B級2組は残り1枠となりました。現状の勝ち数から考えると畠山鎮七段、中村太地王座、北浜健介八段、横山泰明六段の4人に絞られた感じでしょうか。しかも、2月7日の次局は、中村太地王座と北浜健介八段の直接対決もあり、どちらかが昇級レースから落ちる可能性が高く、ファンならずとも見逃せない対局となります。

今から楽しみですね。

羽生善治竜王が国民栄誉賞の受賞決定

国民栄誉賞の受賞が決まった羽生善治竜王。ずいぶんと前からそういった話はあったけれど、なかなか決まらずにここまできましたが、ついに受賞となりましたね。本当にめでたいことです。将棋界全体として2018年も幸先の良いスタートとなりましたね。あとは藤井聡太四段の引き続きの活躍があれば、2018年も将棋人気は持続してくれるに違いありません。まずは順位戦でC級1組への昇級とタイトル戦での躍進を期待したいところです。タイトル戦の決勝で羽生善治竜王と藤井聡太四段がぶつかるなんてことなってくれたら、盛り上がりは最高潮に達するはず。2018年も良い年になりそうですね。

2017年は将棋界にとって苦難からの飛躍の年。2018年も堅調にいってほしいですね

明けましておめでとうございます。2018年になりましたね。
年末年始は例年になく各メディアで将棋番組などが多く、将棋界にとって良い年でしたね。
思えば2017年は2016年後半からのあの問題で落ち込み気味だった雰囲気だったところからはじまり、颯爽と藤井聡太四段の活躍によって持ち直し、最後は羽生善治竜王による永世七冠達成によって、将棋界全体が飛躍した年になりました。普通、低迷しそうなところですが、いろんなプラスが重なって飛躍しちゃう当たり、かなりのものを持ってますよね。

2018年も堅調にいってほしいと切に願います。今年も将棋を楽しんでいきましょう。