先週の土曜日のAbemaTVの将棋チャンネル、炎の七番勝負の最終戦、皆さんはご覧になりましたか。ここまで若手に6連敗と、多くの方がなんともいえない微妙な気分になっていたことでしょうが、最後の最後に木村一基九段が近藤誠也五段に勝利して締めくくってくれて、いろんな関係各位の皆様もほっとされたのではないでしょうか。7連敗、全敗は、この手の企画としては正直、かなりきびしいですよね。そういった興行的、次回の企画のことを考えても何とかなったAbemaTVの将棋企画ですが、第七戦は最後の最後までひりひりする見事な対局でしたから、そういった意味でもみんなほっとした一勝だったんじゃないでしょうか。
そして将棋の対局内容も最後まで目が離せない熱戦でファンの皆さんは大満足だったはず。あの5四飛車は本当にしびれましたね。あの後の展開は、もう普通の人だと怖くて指せないレベルの形になっていましたが、しっかりと大丈夫な形を保ててるあたり、さすがは千駄ヶ谷の受け師ですね。見ていて楽しい対局でした。また、AbemaTVさんにはおもしろい将棋企画、やっていただきですね。