今度こそ…の思いが募る今年の竜王戦

先日ちょっとした用事で千駄ヶ谷の将棋会館にいってきました。駒袋が古くなったので買いに寄っただけという本当に小さな用事です。
いったことがある人ならわかると思いますが、将棋会館の前には掲示板があるんですが、そこに今年の竜王戦のポスターがどどんと掲示されていたんですが、なんとも力強いものだったのでおもわず1枚パシャリ。

今年は羽生さんと渡辺さんですが個人的にはお二人とももれなく大好きで応援しているものの、あと一つで永世の称号を手にできる羽生さんをついつい応援してしまいがちです。あと一つがなかなか取れないですからね。羽生さんと渡辺さんとなると、羽生さんが2008年の3連勝後の4連敗して敗れるという強烈な竜王戦の印象が残っていて、今度こそという思いは羽生さん本人だけじゃなくてファンの皆さんももっているんじゃないでしょうか。

10月20日からはじまる7番勝負、いまから楽しみです。

ITエンジニアの将棋好きたちが集まっても「将棋ソフトを開発したい!」とはならない不思議

BMJは事業の特性上、ほとんどのスタッフが開発ができます。いわゆるエンジニアという人間が非常に多い会社なんですが、その上、ほとんどのスタッフが将棋好きだと、必ず定期的に質問をされるのが将棋ソフトについての話。

ITエンジニアが多い+将棋好きが多いということを知っている方たちからは、必ず「将棋ソフトって作ってたりするんですか?」と聞かれたりするわけですが、答えはNOです。

ある人は、仕事でシステムの開発をやっていると、ひとつのものを本気で使えるレベルに仕上げようとすると、楽しいことだけじゃないのは痛いほどわかっているから、趣味の世界と仕事をつなげたくないといいます。

ある人は、将棋は人対人がたのしいのであって、人対システムだと、自動車と人が100メートル走を競争するようなもので、なんかそもそも違う気がする。将棋はどこまでいっても人対人を前提にしたいから、そっち側には真剣に取り組めそうにないといいます。

いろんな理由があるけれど、将棋好きが多いし、みんなシステム開発はできるけれど、不思議と「将棋ソフトの開発をやってみよう」という話にはまったくなりません。でも、みんな叡王戦の予選の結果には興味津々だったりします。今回は大御所の先生たちが順当に勝ち上がる結果になって、この先も毎試合たのしみですね。

BMJ将棋部について

BMJ株式会社は不思議と将棋好きな異常に多い会社です。経営者、エンジニア、営業と職種を問わず、将棋好きがたいへん多く、昼休みなど日常的に将棋がさされています。
部活動としても正式に活動しており、このブログでは、そちらの活用同内容などをご紹介していきます。