羽生善治棋聖の普及にかける思いが垣間見えるお話

将棋が好きな人はきっと将棋を応援している企業や団体を、さらに応援するはずです。abemaTVのサイバーエージェント、NHK杯のNHK、そして叡王戦のドワンゴと、こうした企業は応援せずにはいられませんよね。さて、今日はそんな中の1社、ドワンゴさんのニコニコニュースで素敵なオリジナル記事があったのでご紹介です。

タイトル戦とタイトル戦の合間に1日空いているとするじゃないですか? 普通は、そういう時は、休養にあてたり研究にあてたりしたいというのが当然だと思うんですけれども、羽生さんは何とかやり繰りして来てくれたりすることがよくあるんですよね。これは本当に想像できないですよ

引用|将棋の普及ために尽力する羽生善治棋聖のエピソード「タイトル戦の合間に、予定をやり繰りしてイベントに来てくれることがよくある」

去年から森内さんが将棋教室をはじめて、なんだかすごいプロ棋士の人たちが指導対局やらイベントなどで、教室によくいることが将棋ファンの界隈で話題になっていますが、これもやはり普及の一歩なのでしょう。そして、やっぱり羽生さんもそういうところがたくさんあるわけですよね。将棋の本とかだと、もう羽生さんの名前がついた本や、推薦に名前が貸し出されているのとかがすごい数に上っていますが、そういうところは羽生さん自身が、自分ができること、将棋界のために自分をどう使うかというところまで考えてのことなんでしょうね。

最近、ものすごい勢いで若手の世代、コンピューター将棋で研究を重ねている世代が台頭していますが、羽生さん、森内さんといった大御所はファンのなかではとても大きな存在。将棋の棋力、素敵な対局などももちろんファンとしては見たいですが、その姿を拝ませてもらえるだけで、同じ空間を共有させてもらえるだけで、また明日から将棋ファンを続けようと思ったりするほどの影響力があるわけですよね。いつまでも素敵な先生でいてほしいですね。